【Race Report】情熱ハーフマラソン_2021/9/26 / Race Report_Jonetsu Half Marathon_2021/9/26
※English follows.
みなさん、こんにちは
先々週末。久しぶりにレースを走ってきたので、その過程と結果についてまとめておこうと思う。本当はレース直後に書きたかったのだが、ずるずると2週間も経ってしまった（記憶があいまいな部分があるのはご愛嬌ｗ）。結論から言うと、久しぶにパーソナルベストを出すことできた。練習の成果を試す、負けられない戦いというか。やっぱり大会のあの緊張感良いよね。
本日のContents
Race Report_情熱ハーフマラソン_2021/9/26
参加してきたレースはコチラ
会場が家の近所（歩いて行ける距離）でコース自体には全く新鮮さはないのだが、久しぶりのレース、また最近のスピード練習の効果を実感しつつあったので、この日を楽しみにしていた。以下スタートまでのプロセスも含めてレポートしていきたいと思う。
前日～当日会場到着まで
レースは日曜日なので、前日の土曜日は丸一日調整に使えることになる。最近は、毎週水曜日にかなり負荷の高いポイント練習を入れており、週末まで疲労を引っ張ることが普通にあるので、まず優先すべきはしっかり疲れを抜くことだ。なので、この日のジョグでは一切脚に力を入れずに身体を解すことに徹することにする。加えて、風呂にしっかり浸かり、なおかつ丁寧にストレッチを行い、23時には就寝。レースのスタートは10時なので、6時半には朝食を食べ終わっておく想定。しかしだ、なかなか寝付けない。最近は家で酒を飲む頻度を減らしているのだが、レース前日ということでこの日も自重してみたところ中々寝付けずに焦る羽目に。
そうこうしているうちに朝を迎える。寝起きで食欲は全然ないが、最優先でまずは朝食を摂る。メニューは恒例の卵かけご飯とカップそば。糖質をしっかり摂取してからゆっくりと着替え他準備を始める。しかし会場が近いというのは楽だね。会場まで家から4km足らずなので、ゆっくり歩いても30分程度で現地に着く。スタート1時間前に着いておけば良いだろうと8時半に家を出発。歩きながらレースプランを考えよう。歩いている途中の自販機で購入したスポドリをチビチビ飲みながら荒川河川敷を歩いていくと程なく会場に到着。
会場入り～スタートまで
この大会はゼッケンの事前送付がないので、現地での受付が必要。あたりを見回すと結構な人数のランナーがいる。後で知ったのだがハーフマラソンだけで500人弱くらいの参加者。スタッフやハーフ以外のレースの参加者を含めるとなかなかの人数である。久しぶりのレース、他のランナーを見ているうちに徐々にテンションが上がってくる。
ようし、やってやるぜ
心の中で独り言ちる。受付自体はスムーズそのもので、会場の端の方に移動をして早速着替え他準備をする（といってもソックスとシューズを履いて上着を脱ぐだけなんだが）。荷物を預けようと思ったら預かり所はなくて、ブルーシートに各自で置くスタイルだったこと、トイレが少なくてなかなかの行列になりがちなことを備忘のために付け加えておく。
ジョグと流しを少しやろうと思ったのだけど、スタートまで意外に時間がなくて、ストレッチのみにとどめておくことに。スタートに並ぶのがギリギリになると焦っていろんな意味でペースが乱れるので、早めに並んでスタートギリギリまで念入りにストレッチをするという作戦。前の方の位置も取れるしね。ただスタート時刻が10分後ろ倒しになりやがったもんで、結局途中からスマホを見たりなんかしちゃって今一つ集中できない状態でスタートを待つことに。
ちなみにこのレースゲストランナーが4人いて、全員がガチでレースを走るという珍しいスタイル。グラビア最速ランナーやらシンガーソングランナーやら日本一走る女子アナウンサーやらいたのだけど、やっぱりこの方は速かった。
#拡散
— 猫ひろし (@cathiroshi) 2021年9月28日
猫ひろし２年ぶりの情熱ハーフマラソンで快走
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スタート前からニャーニャー言ってたｗ
ということでスタート！
スタート～レース前半
そうそう。言い忘れていたが、このレースは荒川河川敷の陸上競技場を含む周回コース4km強を5周するというもの。河川敷特有の「平坦」「単調」「日影がない」「風が強い」といった要素を全て兼ね備えたコースであったが、この日は天候が曇りかつ風も気になるほど吹いておらず、単調さに目を瞑ればベストコンディションであった。前述の通り、久しぶりのレースということでテンションも最高に上がっていたので、結果的にコースの単調さも気になることはなかった。
↓コースはこんな感じ
スタート直後。ランナー仲間が二人応援に来てくれていて、声をかけてくれた。さらにテンションが高まって、思わず入りの1kmが4'05/kmとやや突っ込み気味に。しかし今日の目標は1時間28分切り。ペースでいうと4'10/kmで走り切れればOKだ。立ち上がりは抑え気味に入り、前半は4'15/kmまではペースダウンしてもOKだとリラックスしつつ、後半でペースを上げられれば上げていこうと慎重に自分の身体の反応を見極めながら進む。
周回コースを1周して少し経ってから、ゲストランナーの猫ひろしがスタート（参加者がスタートしてから20分経過後）。彼が速いことはわかっているが、20分もハンデがあるのに抜かれるのは勘弁だ。また猫ひろし以外のゲストランナーは他のランナーに混ざって走っているのだが、前述通り全員がガチで走っている。ホノルルマラソンなんかで、芸能人が走ってるんだか歩いてるんだか分からないようなスピードで、周りの一般ランナーに手を振りながら愛想を振りまいているのとはわけが違うｗそんなことを考えながら2周目を走り切り、3周目へ。
レース後半～ゴール
3週目に入り、改めて頭の中で今日の目標と達成に向けての自分のコンディションを確認する。目標は1時間28分。達成するために必要なペースは4'10/kmペースで最後まで走り抜くこと。ここまでは、目標に対してはほぼイーブンペースできている。ということは、これ以上ペースを落とすことはできないということだ。余力はあるか。脚、心肺、そして腕の振りから残り半分をどんなペースで走れるかを推測する。
いける
いや、いかなければならない。余裕しゃくしゃくではないが、少なくとも最後までもたないということはないはず。そんな感覚を持てている。ここからは、前を走っているペースが落ちて脱落するランナーを一人ずつ拾いながら、4'10/kmペースを切らないよう、集中して進んでいく。しかし、そんなことを考えている中、4周目の途中で先頭ランナーに抜かれてしまう（彼は多分1時間10分を切るタイムでゴールしているはず）。後姿を見送りつつ、
何を犠牲にするとあんな走りができるんだｗ
などと思いながら走り続ける。そんなこんなで4周目を走り切り、ラスト5周目に突入。
このあたりからはさすがに余裕はない。苦しい。しかし、最後まではもたせられる。そんな感覚。最後の最後、ペースアップするタイミングを作るために、すれ違うゲストランナーたちに
ファイト！
と発破をかける。もちろん本当は自分に対して言っている。相手が反応しているかどうかはもはや見えていないｗが、ここでラストスパートをかまし、4分/kmカットまでスピードを上げる。きつい。でも、毎週水曜日の舎人公園での練習会の方がきつい。こんなことをレース中に思えたのは今回が初めてだ。そんなことを考えているとゴールの競技場が見えてくる。時計を見ると
1:30:01 だと？！
何がどうなってるんだと思いながらゴールに飛び込む。
ゴール後
ガーミン上では21.7km。ハーフの距離よりも500m以上長い。こりゃ運営側の距離計測ミスだな。にしたって500mはやりすぎだ。2分以上タイムが変わってしまう。まあ、今回はハーフだし自分との闘いが大事だったから別にいいのだけど。正式なタイムにこだわる人は嫌だろうなあ。ちなみに。後から距離が長すぎたので、本来のタイムが付記された記録証が届いた。
少し落ち着いたタイミングで無料配布のRedBullを飲みながら身支度を整え、帰路に。久しぶりのレースで夏から力を入れているスピード練習の成果を感じることができ、本格的なマラソンシーズンに向けていいスタートダッシュを切ることができたと思う。次のハーフでは1時間25分を目標に、さらにスピードとスピード持久力を磨いていく所存だ。
Running Report
9月はギリギリ300kmには未達。とはいえ過去最長距離。週の真ん中で20km超をコンスタントに走れると距離が伸びるなと思う一方で、疲労が抜けずに週末のロング走を高負荷でこなせないというのが最近の悩み。木曜日を完全ランオフにしているのだけど、木曜日は疲労抜きのジョグを入れて、ランオフは金曜日にしようかな。とはいえ、水曜日の練習でオールアウトしたときは、週末もそこまで無理しなくてもいいかな。。。週一のポイント練習で十分に鍛えられている気もするし。悩ましいわ。
Youtube_金沢マラソン粘り勝ち
年内のマラソン大会が軒並み中止になっているところだが、金沢マラソンは実施される模様。9月に入ってからコロナの感染者数が減少している中で、東京マラソンが延期（中止）になったことは前回のブログで述べた。
sakumichael-local-runner.hatenablog.com
金沢と同日のレースだった、水戸・横浜中止になる中での実施の決定。特に茨城県内のマラソンは軒並み中止になっており、県全体としてコロナに対しての打ち手というかビビり方というかがお粗末すぎるなと感じる。来年以降、コロナが正常化してもエントリーを控えるランナー多いんじゃないかな。それにしてもワクチン接種とPCR検査を義務化すれば選手間の感染はほぼ防止できるわけで、いつまでたっても同じ理由で中止にし続けるのはさすがに学びがないよね。
ではまた。
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Hello, everyone.
The weekend before last. It's been a while since I ran a race, so I thought I'd summarize the process and results. I really wanted to write about it right after the race, but it's been a couple of weeks now. To sum it up, I was able to set a personal best for the first time in a long time. It was a battle to test the results of my practice, a battle I couldn't lose. I really like the tension of a competition.
Today's Contents
Race Report_Jonetsu Half Marathon_2021/9/26
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I was looking forward to the race as I hadn't run a race in a while and I was starting to feel the effects of my recent speed training. Here is my report, including the process up to the start.
From the day before to arrival at the venue
The race was on a Sunday, so I had the whole day before, Saturday, to adjust. Lately, I've been doing a lot of point practice on Wednesdays, and it's normal for me to be fatigued until the weekend, so my first priority is to get rid of the fatigue. So on this jog, I decided not to put any effort into my legs and just try to relax my body. In addition, I soaked in the bath, stretched carefully, and went to bed at 23:00. The race started at 10:00 a.m., so I assumed I would have finished eating breakfast by 6:30 a.m. However, I couldn't sleep well. I've been drinking less and less at home lately, and since it was the day before the race, I tried not to drink too much, but I couldn't fall asleep and was in a hurry.
In the meantime, morning came. I didn't have much of an appetite after waking up from sleep, but my first priority was to have breakfast. The menu was the usual rice with egg and a cup of soba. After taking in a good amount of sugar, I slowly got dressed and started getting ready. But it's easy to be close to the venue. It's less than 4km from my house, so even if I walk slowly, I can reach the venue in about 30 minutes. I left the house at 8:30am, thinking that it would be enough to arrive an hour before the start. I thought about my race plan as I walked. I bought a bottle of Spodori from a vending machine on the way and drank it while walking along the Arakawa riverbed.
From entering the venue to the start
This race doesn't send out bibs in advance, so you need to register at the venue. As I looked around, there were quite a few runners. I found out later that there were about 500 participants in the half marathon alone. If you include the staff and participants of other races, it's quite a crowd. It had been a long time since I had run a race, and as I looked at the other runners, my spirits gradually rose.
All right, I'll do it!
I muttered to myself in my mind. Registration itself went smoothly, and I moved to the end of the hall to change and get ready (though I only had to put on my socks and shoes and take off my jacket). (I just put on my socks and shoes, and took off my jacket.) I should add as a reminder that there was no luggage storage area, and that we had to leave our stuff on a blue sheet.
I was going to do a little jog and sink, but there was surprisingly little time before the start, so I decided to keep it to stretching only. If I lined up for the start at the last minute, I would get impatient and my pace would be disrupted in many ways, so I decided to line up early and stretch carefully until the very last minute. I could get a position in the front. However, the start time was pushed back by 10 minutes, so I ended up looking at my phone and waiting for the start in a state where I couldn't concentrate.
Incidentally, there were four guest runners in this race, and all of them were running the race for real. There was the fastest gravure runner, a singer-song runner, and the fastest female announcer in Japan, but this one was really fast.
#拡散
— 猫ひろし (@cathiroshi) 2021年9月28日
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He was meowing even before the start.
So, the start!
Start - First half of the race
Oh yeah. I forgot to mention that this race is 5 laps of a 4km course that includes an athletic field on the banks of the Arakawa River. The course had all the characteristics of a riverbed course: flat, monotonous, no shade, and windy. However, on this day, the weather was cloudy and the wind wasn't blowing enough to bother me, so if I paid attention to the monotony, it was the best condition. As I mentioned earlier, I was very excited because it was my first race in a long time, so the monotony of the course did not bother me.
↓Here's what the course looked like
Right after the start. Two of my runner friends were there cheering me on, and they called out to me. I was even more excited, and unintentionally ran 4'05/km for the first 1km. But my goal for today was to get under 1 hour and 28 minutes. In terms of pace, it would be OK if I could finish the race at 4'10/km. At the start of the race, I started off in a controlled manner and relaxed, thinking that it would be OK to slow down to 4'15/km in the first half of the race, and if I could increase my pace in the second half, I would do so while carefully monitoring my body's response.
A little while after completing one lap of the course, a guest runner, Hiroshi Neko, started (20 minutes after the participants started). I know he's fast, but I don't want to be overtaken by him when I have a 20-minute handicap. In addition to Neko Hiroshi, the other guest runners were running with the other runners, and as I mentioned, all of them were running hard. It's not like the Honolulu Marathon, where the celebrities are running so fast that you can't tell if they're running or walking, and they're waving to the ordinary runners around them.
Second half of the race - the goal
As I entered the third week, I checked my goal for the day in my mind and my condition to achieve it. My goal is 1 hour and 28 minutes. The pace I need to achieve is 4'10/km pace until the end of the race. So far, my pace is almost even with my goal. This means that I can't slow down any further. Do I have enough energy? Based on my legs, heart and lungs, and arm swing, I estimate what pace I can run for the remaining half.
I can do it.
No, I have to go. It's not a comfortable pace, but at least it won't be unreasonable. I have that feeling. From here on, I would pick up the runners in front of me who were slowing down and dropping out one by one, while concentrating on keeping my pace below 4'10/km. However, as I was thinking about this, I was passed by the lead runner in the middle of the fourth lap (he was probably finishing in less than 1 hour and 10 minutes). As I watch him go by.
What does he have to sacrifice to be able to run like that?
I kept running, wondering what I had to sacrifice to be able to run like that. So I finished the fourth lap and entered the fifth and final lap.
From this point on, there was no room to spare. It was hard. But I can hold on until the end. Such a feeling. At the last moment, to give myself time to pick up the pace, I called out to the guest runners as I passed them.
Fight!
I shouted to the guest runners passing me. Of course, I'm really saying this to myself. I can't see if they're responding or not, but I give myself a last spurt and raise my speed to 4 minutes/km. It's hard. But the practice sessions at the park every Wednesday are tougher. This is the first time I've felt this way during a race. As I was thinking about this, I could see the stadium where I would finish. I look at my watch.
1:30:01?
I jumped into the goal, wondering what the hell was going on.
After the goal
According to my Garmin, the distance was 21.7km, more than 500m longer than the half distance. I guess the management made a mistake in measuring the distance. But 500m is still too much, it would have changed my time by more than 2 minutes. Well, it was a half, and I had to fight with myself, so it was okay. I'm sure those who insist on the official time won't like it. By the way. The distance was too long, so I later received a certificate with my original time on it.
After settling down a bit, I drank the free RedBull and got ready to head home. This was my first race in a while, and I could feel the results of the speed training I've been focusing on since the summer, which was a good start to the marathon season. I am determined to improve my speed and speed endurance further, aiming for 1 hour and 25 minutes in the next half.
Running Report
I just barely missed the 300km mark in September. However, it was the longest distance ever. On the other hand, I've been struggling with the fact that I'm not able to do long runs on weekends with a high workload due to fatigue. I've been taking Thursdays off as a complete run-off, but I think I'll add a jog on Thursday to relieve fatigue, and take the run-off on Friday. However, if I'm all out at practice on Wednesday, I don't need to push myself that hard on the weekend either. I feel like I've been working out enough at the weekly point practice. I'm torn.
Youtube_Kanazawa Marathon Tenacious Winner
I'm not sure what to make of this, but I'm sure it's a good idea.
sakumichael-local-runner.hatenablog.com
The decision to hold the marathon was made while Mito and Yokohama, which were races on the same day as Kanazawa, were cancelled. In particular, marathons in Ibaraki Prefecture have been cancelled across the board, and I feel that the prefecture as a whole is too poorly prepared or scared to deal with Corona. I'm sure many runners will refrain from entering the marathon next year or later even if the corona has normalized. However, if vaccination and PCR testing are made compulsory, infection among runners can be almost prevented, so to keep cancelling the race for the same reason is indeed a bad way to learn.
See you soon.
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